なんだか最近動きが遅い、バッテリーがすぐにおわってしまう。iPhoneユーザーなら誰にでもこんな経験があるのではないでしょうか。このページでは、iPhoneのよくある故障の症状と修理に出す前に自分でできる対処法をご紹介しています。
iPhoneの画面が急に暗くなった、という時は自動ロックやダークモード、ナイトシフトが有効になっているケースがあります。
「設定」「画面表示と明るさ」「自動ロック」の順に選択して、時間を設定すれば、スリープ状態になるまでの時間をなおすことができます。自動調節機能が有効になっている場合は「設定」「アクセシビリティ」「画面表示とテキストサイズ」の順に選択し「自動調節」の項目を確認します。
iPhoneを使用していると充電の減りが早いと感じることもありますが、充電の減りが早くなる原因はさまざま。バッテリーの消耗が激しいアプリが原因になっていることもあるので、使用したらこまめにアプリを完全終了させます。ただし、iPhoneを購入してから年数が経っている場合は、バッテリーの劣化も考えられます。
iPhoneの電源が入らない場合、充電できていないこともあるので、充電ケーブルに問題がないか確認します。充電したにもかかわらずiPhoneの電源が入らない場合やiPhoneの起動時に表示されるりんごのマークが消えずに動作できない場合は、SIMカードを抜いて再起動すると改善することもあるようです。
iPhoneが勝手に動く原因の中でも多いのが、タッチパネルの部分の汚れなどによる誤作動です。水滴が付着していたり、保護フィルムの気泡も考えられます。ただし、画面の破損でも勝手に動くこともあるので、汚れを拭き取ったりフィルムを張り替えても改善しなければ修理をしたほうがよいかもしれません。
iPhoneの故障による修理の中で、特に多いのは画面割れだと言われています。毎日使用するものですから、修理には至らなくても、うっかり落としてしまった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。ここでは、iPhoneが故障する主な原因と修理に出す前に自分で試せる対処法をご紹介しています。
iPhoneのバッテリーは、充電して使用できる回数に限りがあります。そのため、一定の回数の充電を繰り返すことでバッテリーが劣化し、100%充電することができなくなります。充電しているのにすぐに充電がなくなる場合は、バッテリーの劣化が考えられます。
アップデートしてからりんごのロゴマークが出たり消えたりする「リンゴループ」とよばれる症状やバックライトが切れるなど、システムの不具合がおこった場合は、再起動することで改善することもあります。また、データ通信などに問題がある場合は、SIMカードを差しなおすことで改善することもあるようです。
iPhoneが充電できない原因には、充電コネクタの接続不良も考えられます。その場合は、充電ケーブルを買い替えてみることで改善するようですが、充電ケーブルによっては認識しない場合もあります。また、バッテリーの寿命や不具合かもしれませんので、改善しなければ修理に出した方がよいでしょう。
つい手がすべってiPhoneを落としてしまった場合、まず使えなくなってしまう可能性も考えて、データのバックアップをとっておくことをおすすめします。まず気になるのは液晶画面の破損だと思いますが、落下の際にダメージを受けやすいパーツのひとつにカメラがあります。衝撃が加わった後では、レンズが割れていなくても「映らない」「ピントがずれる」などの症状が心配されます。
運良く故障はしなくても、点検や修理に出すことをおすすめしたいのが水没です。iPhone7以降は耐水性能もあり、万が一水没しても大きな故障になる可能性は低いですが、最悪の事態を回避するためには、水没した状態で通電しないようにすぐに電源をオフにしましょう。完全に乾いたらSIMカードを取り外し、電源を入れずに早めの修理をおすすめします。
iPhoneにも寿命があります。AppleCare+の保証期間は2年。快適に使い続けられる目安も、それくらいなのかもしれません。機種変更をするのもひとつの方法ですが、経年劣化で、ある日突然iPhoneが動かなくなる可能性もあるので、長期使用になってきたら、こまめにバックアップを取るほうがよいかもしれません。
iPhoneを落とした、水没させたなど、心当たりがある場合は故障している可能性がありますが、ソフトウェアに問題が生じているときもあれば、本体の故障が原因になっていることもあります。設定を確認しても改善されなければ、修理に出した方がよいかもしれません。
アプリを起動している最中などにフリーズすることもありますが、そのタイミングによって要因が違います。アプリの起動時であればバグなどが考えられますが、りんごのロゴマークが表示されたときであればiOSか基盤の不具合といわれています。
急に画面が真っ暗になって反応しない要因はたくさんあり、ソフトウェアに問題が生じているときもあれば、本体の故障が原因になっていることもあります。また、落下のような大きな衝撃のあとでは、真っ暗になってしまうこともあるようです。
原因は、ディスプレイの液晶部分の汚れということもありますが、ソフトウェアや本体の故障が原因になっていることもあります。画面についている小さい傷が原因で生じている場合もあるので、心当たりのある方は画面の修理をしてもらったほうがよいでしょう。
iPhoneの不調には、自力で対処できることもあります。修理に出す前に画面の汚れを掃除したり、充電ケーブルを買い替えて充電してみたり、設定を確認するなどです。また、再起動のようなちょっとしたことで回復することもあります。しかし、症状に合わせた対処法を試してみても状態が改善しなければ、自力で対処することはあきらめて早めにiPhone修理の専門店にお願いしましょう。